日本でも世界でも爆発的人気を誇るバトルロイヤルゲーム「APEX」。eスポーツでも人気なタイトルとして注目を集めており、人気ストリーマーや有名プロ選手も存在します。
そんな「APEX」では、敵との撃ち合いやそれぞれの立ち回りなどが重要となるゲーム。また、チーム戦で20組60人で戦うため、一瞬のラグが命取りになるゲームでもあるんです。
そこで、「APEX」をプレイするための最低通信速度を解説しましょう。
もくじ
そもそも通信速度って何?
そもそも通信速度って何かわからない人や、なんで重要なのかわからない人も多いかもしれませんね。
通信速度とは、1秒間にデータを転送する速さのことです。そして、データの転送量を「bps」という単位で表し、この数値が高ければ高いほど速度が速いことを意味します。
そして、通信速度は「上り」と「下り」の2種類に分けられます。
上り速度とは
上り速度は手元のデータをインターネットに送信(アップロード)する速さのことです。例えば、SNSへ動画や写真を投稿したり、動画配信、メール送信などに使用します。
下り速度とは
下り速度は、インターネットからデータをダウンロードするときの速度です。例えば、メール受信や、SNSの閲覧、Webサイトの閲覧、動画視聴、オンラインゲームのデータの読み込み、受信などに使用します。
つまり、インターネット上のサービスを受ける時にはこの下り速度が必要になります。また、APEXでも下り速度が遅いとラグの原因になってしまうんです。
APEXではPing値も重要に!
前述では通信速度について解説しましたが、APEXでは「Ping値」とよばれる応答速度も重要となります。
Ping値とは、自分が送ったデータに対して、サーバーから反応が返ってくるまでのレスポンス時間を指す数値で、数値が小さいほど快適な回線であることを意味します。
APEXでいうと、Ping値は銃で撃ってからゲーム内に反映するまでの時間を意味し、反映が遅いとラグの原因となり思うように操作ができないんです。
APEXに必要な通信速度
前述でも触れたようにオンラインゲームでは「下り速度」と「Ping値」が重要となります。特にAPEXでは、激しい撃ち合いや素早く動く敵を正確に狙う必要があるため、通信速度に問題があるとうまく戦うことができず、不利になってしまいます。
そこで、APEXをプレイする通信速度は下記の通りです。
通信速度(下り) | Ping値 | |
ストレスなく快適にプレイできる | 70Mbps以上 | 15ms以下 |
標準的なレベル | 30~70Mbp | 15~30ms |
プレイできるがストレスを感じる | 10~30Mbp | 30~40ms |
ラグや遅延が目立ちプレイできない | 10Mbps以下 | 40ms以上 |
上記表から、一般的な回線速度 目安 ゲームは30MbpsぐらいでPing値も30msぐらいが必要最低限な速度だといわれています。ただし、快適さやバトルでの優位性を追求するなら、70Mbps以上の下り通信速度と15ms以下のPing値を目安にすればストレスなく快適にプレイすることができるでしょう。
10Mbps以下の通信速度だとどんな問題がおきる?
ラグや遅延が目立ちプレイできないといわれる通信速度「10Mbps以下」だとどういうことが起きるのでしょうか?
下り通信速度が10Mbps以下の場合起こりうる不具合は下記のとおりです。
- 突然サーバーから切断される
- 動きが滑らかではなくカクカクする
- 敵や自分のキャラクターがワープする
- ボタン操作がきかないことがある
- 敵に命中したはずの弾がすり抜ける
プレイをしていて上記のことが起こるとストレスに感じるだけではなく、命取りになるのは当然ですよね。
例えば、10Mbps以下の通信速度の回線といえば、ポケットWifiが挙げられます。そのため、ポケットWifiを使ってAPEXをプレイすることは不向きといえます。
公式で発表する推進速度はない
実は、APEXを運営するEA(エレクトロニック・アーツ)から公式で推進速度は発表されていないんです。そのため、一般的なオンラインゲームの最低通信速度である「30Mbps」が最低ラインだといわれています。
しかし、この数値は一般的なもので正確な数値ではなく、場合によっては快適にプレイできないこともあります。また、他の端末や機器と一緒に使用する場合だと、30Mbps以上の速度が必要です。使用環境や使用時間帯などあらゆることを踏まえて快適にプレイできる通信速度を選ぶことをおすすめします!