世界でも有数な競馬のレース凱旋門賞は日本のホースマンの夢であり、競馬ベッティング
好きなギャンブラーたちにとっても毎年このビックイベントは欠かせません。歴史のある凱旋門賞には、これまで多くの日本馬が挑戦しています。今回は凱旋門賞に出走した歴代の凱旋門賞 日本馬とその成績をご紹介します。さらに、期待される2024年の出走馬の予想もしているので参考にしてください。
もくじ
凱旋門賞とは?歴史やレース概要を解説
凱旋門賞は100年以上の歴史がある競馬のレースです。その伝統ある凱旋門賞の歴史とレース概要を解説します。
凱旋門賞の歴史
凱旋門賞は1920年フランスで創設されました。それまで、フランス貴族で流行していた競馬ですが、大きなレースは馬齢の限られたレースしかありませんでした。そこで、馬齢によって負担重量を変え、様々な競走馬が出走できることを目的として、凱旋門賞が創られました。また、第一次世界大戦後衰えたフランス競馬の再興、競馬の本場イギリスなどの外国産馬と対戦させることによって、フランス産馬の能力の高さをみせつける目的もあったようです。
凱旋門賞のレース概要
凱旋門賞はフランスのパリ、ロンシャン競馬場で毎年10月の第一日曜日に開催されます。コースは2400mの芝コースで競走します。そして、賞金総額は500万ユーロで1着賞金は285万7千ユーロと世界でもトップクラスの賞金額といえるでしょう。また、賞金だけでなく勝利した競走馬や騎手などは、世界の競馬界に名を残し、非常に高い評価を受けます。
歴代の凱旋門賞 日本馬の成績
これまで凱旋門賞 日本馬も数多く出走しています。その凱旋門賞 日本馬の成績をご紹介します。
開催年 | 馬名 | 着順 | 騎手 |
1969 | スピードシンボリ | 着外 | 野平祐二 |
1972 | メジロムサシ | 18着 | 野平祐二 |
1986 | シリウスシンボリ | 14着 | M.フィリッペロン |
1999 | エルコンドルパサー | 2着 | 蛯名正義 |
2002 | マンハッタンカフェ | 13着 | 蛯名正義 |
2004 | タップダンスシチー | 17着 | 佐藤哲三 |
2006 | ディープインパクト | 失格 | 武豊 |
2008 | メイショウサムソン | 10着 | 武豊 |
2010 | ナカヤマフェスタ | 2着 | 蛯名正義 |
ヴィクトワールピサ | 7着 | 武豊 | |
2011 | ヒルノダムール | 10着 | 藤田伸二 |
ナカヤマフェスタ | 11着 | 蛯名正義 | |
2012 | オルフェーヴル | 2着 | C.スミヨン |
アヴェンティーノ | 17着 | A.クラストゥス | |
2013 | オルフェーヴル | 2着 | C.スミヨン |
キズナ | 4着 | 武豊 | |
2014 | ハープスター | 6着 | 川田将雅 |
ジャスタウェイ | 8着 | 福永祐一 | |
ゴールドシップ | 14着 | 横山典弘 | |
2016 | マカヒキ | 14着 | C.ルメール |
2017 | サトノダイヤモンド | 15着 | C.ルメール |
サトノノブレス | 16着 | 川田将雅 | |
2018 | クリンチャー | 17着 | 武豊 |
2019 | キセキ | 7着 | C.スミヨン |
ブラストワンピース | 11着 | 川田将雅 | |
フィエールマン | 12着 | C.ルメール | |
2020 | ディアドラ | 8着 | J.スペンサー |
2021 | クロノジェネシス | 7着 | O.マーフィー |
ディープボンド | 14着 | M.バルザローナ | |
2022 | タイトルホルダー | 11着 | 横山和生 |
ステイフーリッシュ | 14着 | C.ルメール | |
ディープボンド | 18着 | 川田将雅 | |
ドウデュース | 19着 | 武豊 | |
2023 | スルーセブンシーズ | 4着 | C.ルメール |
1969年の初挑戦から、未だ凱旋門賞 日本馬は1着をとっていません。2024年以降凱旋門賞 日本馬が世界の頂点に立てる日が来ることを願い応援しましょう。
2024年凱旋門賞の出走予想
2024年も楽しみな凱旋門賞ですが、どんな日本馬や外国馬が出走するのか気になるところです。そこで、2024年の凱旋門賞に出走が予想される競走馬をご紹介します。
2024年凱旋門賞 日本馬の出走予想
2024年の凱旋門賞に出走が期待される日本の競走馬です。
ドウデュース
競走成績12戦6勝、2022年には日本ダービーを勝っています。その2022年に一度凱旋門賞に挑戦しており、19着と大敗しています。陣営は「忘れ物を取りに行こうよ」と再挑戦を表明しており、2024年も出走が予定されています。
ウシュバテソーロ
競走成績32戦11勝、2023年には世界最高峰のダートレースであるドバイワールドカップを制しています。2024年現在7歳と現役馬としては高齢で、2024年限りでの引退を発表しています。基本的にはダートレース中心に出走予定ですが、オーナーは「凱旋門賞も選択肢の一つ」とコメントしており、芝レースでも世界を獲れるのか期待しましょう。
サリエラ
競走成績7戦3勝、国内の大きなレースは勝っていません。2023年に素質を見込まれ凱旋門賞に出走登録をされましたが、直前のレースで7着に敗れ、出走が見送られました。
父ディープインパクトという十分な素質を開花させ、凱旋門賞に出走することが期待されます。
2024年凱旋門賞 外国馬の出走予想
すでに海外のブックメーカーに載っており、2024年の凱旋門賞に出走が期待されている外国の競走馬です。
シティオブトロイ(アイルランド)
競走成績3戦3勝、イギリスで最高クラスのGⅠレースデューハーストステークスを無敗で圧勝しており、ブックメーカーでは1番人気です。戦績は少ないですが、レース内容が歴代の有力馬を彷彿とさせるものがあり、期待が高まっています。
オペラシンガー(アイルランド)
競走成績5戦3勝、凱旋門賞と同じロンシャン競馬場で行われたGⅠレース、マルセルブーサック賞で、5馬身差をつけ圧勝しています。血統の良さや、ロンシャン競馬場で勝利していることから、評価が高く注目を集めています。
キングオブスティール(イギリス)
競走成績8戦3勝、2023年イギリスGⅠレースチャンピオンズステークスを勝利しています。2023年に引退が示唆されていましたが、まだはっきりとは発表されていません。この馬は非常に馬体が大きく、その大きな走りが凱旋門賞でみられることを期待しましょう。
まとめ
今回は、凱旋門賞について、出走した歴代の凱旋門賞 日本馬の成績、2024年の出走馬予想を解説しました。2024年には凱旋門賞 日本馬が悲願を達成するところをみたいですね。みなさんも、世界の一大イベント凱旋門賞を予想しながら、競馬を楽しんでみてはいかがでしょうか。