オンカジのボーナスは何を基準に選んでいますか?「賭け条件20倍」や「賭け条件なしのオンカジボーナス」等という表記を目にする事はあると思いますが、「賭け条件」はサイトやボーナスの種類によって細かい内容が異なります。こちらの記事ではポーカーチョイスで紹介されているオンラインカジノランキングで遊ぶ前に、ボーナスを理解する上で大切な「賭け条件」について解説していきたいと思います。
もくじ
賭け条件とは
賭け条件は出金までに必要な条件を指し、出金条件やプレイスルー条件とも呼ばれています。オンラインカジノでは基本的に、入金後、ゲームを一切プレイせずに出金する事はできません。多くのサイトではボーナスを利用している場合は特に、出金をする前に一定の倍数のプレイ額を満たす必要があったり、対象のゲームのみをプレイできたり、という条件が設けられています。
一部のボーナスは賭け条件なしのものもありますが、その場合でも出金までに最低一度の入金がある事や、本人確認書類(KYC)の提出が必要となっている事がほとんどです。
賭け条件の内容例には以下のようなものがあります。
- 〇倍分のゲームプレイが必要
- 一部ゲームのプレイ不可、スロットのみプレイ可
- ベット額の上限〇ドル
ボーナスの分離型、混合型とは
ボーナスは大きく分けて分離型、混合型の2つに分類され、それぞれ賭け条件消化の方法が異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
こちらで解説する内容はあくまで一般的な例となりますので、実際にボーナスを利用する際は各サイトのボーナス規約等で詳細を確認しましょう。
分離型
分離型は、入金したリアルマネーと入金により獲得したボーナスマネーが分けて管理されます。多くの場合、リアルマネーが先に消化され、その後ボーナスマネーが消化されるのが、この分離型の特徴です。ボーナスの賭け条件(〇倍の消化、ゲームのベット上限等)はボーナスマネー利用中のみ適用されます。
分離型のメリット・デメリット
それでは、分離型のメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット | リアルマネーの利用中にボーナスを放棄する事で、ボーナスの賭け条件を達成する事なく出金する事ができる。 リアルマネーの利用中はボーナスで設定されている対象ゲームやベット額の上限は適用されないためプレイの自由度が上がる。 |
デメリット | リアルマネーの残高が0になるまでボーナスマネーでプレイする事はできない。 |
例)入金10ドルに対して、100%ボーナス(賭け条件10倍)を利用
ボーナス額10ドル、賭け条件100ドル分(ボーナス額10ドル×10倍)の場合、分離型の残高消化の優先順位は以下の通りです。
- リアルマネー10ドル(+リアルマネーから発生した勝利金)
- ボーナスマネー10ドル
賭け条件10倍(100ドル分)はボーナスマネー10ドルとボーナスマネーから発生した勝利金で達成する必要があります。また、リアルマネー10ドルとリアルマネーから発生した勝利金でのプレイ中は、ボーナスの賭け条件(ゲームの制限やベット額の上限)はかかりません。
混合型(一体型)
混合型は、入金したリアルマネーと入金により獲得したボーナスマネーは合わせた状態で管理されます。多くの場合、リアルマネー、ボーナスマネーは関係なく同時に消化され、全体にボーナスの出金条件(ゲームの制限やベット額の上限)がかかるのが特徴です。
混合型(一体型)のメリット・デメリット
以下が、混合型(一体型)のメリット・デメリットになります。
メリット | ボーナスマネーを最初から使う事ができる。 |
デメリット | 基本的に賭け条件を達成するまでは出金はできない。リアルマネー、ボーナスともに賭け条件の対象となる為、プレイの自由度は低い。 |
例)入金10ドルに対して、100%ボーナス(賭け条件10倍)を利用
ボーナス額10ドル、賭け条件200ドル分(リアルマネー10ドル+ボーナス額10ドル)×10倍)の場合の残高消化の優先順位を確認しましょう。
混合型(一体型)はリアルマネー10ドル+ボーナスマネー10ドルが同時に消化します。
また、賭け条件10倍(200ドル分)は、ボーナスを含む入金額全体のプレイで消化され、ゲームの制限やベット額の上限も、ボーナスを含む入金額全体のプレイに適用されます。
まとめ
一見賭け条件が緩いように見えた場合でも、目的のゲームがボーナスの対象外となっていたり、ベット上限が低額となっていたり、思ったように遊べなかった、という話はよく聞きます。ボーナスを選ぶ際は賭け条件の数字だけではなく、条件全体をチェックし自分に合ったものを利用するようにしましょう。