ゲームに使われる様々なセンサー

ゲームに使われる様々なセンサー

近接センサ(近接センサー)

VRゴーグルに搭載されているのが近接センサです。このセンサーは触れずに近づくだけで反応するセンサーで、ゴーグルが装着されているかを認識し、電源のオンオフの判断などにために搭載されています。近接センサはスマートフォンにも組み込まれており、なかなか聞くことはない名前ですが実は身近な電子機器の重要な部分を担っているのです。

ジャイロセンサー

ジャイロセンサーは回転角速度を計測するセンサーです。人間が検知出来ないわずかなブレをも検知する優れもので、主にスマホやカメラに搭載されているセンサーです。さまざまなアプリ型のゲームで使われ、ポケモンGOはその一例です。このセンサーはこのゲームにおいて、モーションセンシング目的で使われています。現在では、カメラの手ブレ補正機能や自動運転車のアシスト目的などにも使われており、今後ますます使用頻度が高まっていくセンサーの一つであるとされています。

3次元加速度センサー(モーションセンサー)

加速度センサーとは名前の通り加速度の測定をするセンサーです。任天堂の人気ゲーム「Wii」のコントローラーには、3次元の加速度センサーが内蔵されており、そのセンサーがコントローラーの上下左右の振りや前後の傾きなどあらゆる動きに敏感に反応してゲームの操作を可能としています。Wiiに使用されているのは超小型のセンサーで、加速度センサーは他にもスマホ内の歩数計アプリ、地震時の傾き計測、ビルの傾斜計測などに使用されています。

オリジナルゲーム

電子工作がはやっている今、ラズパイやArduinoなどのコンピューターデバイスとセンサーや回路などの電子部品を組み合わせて自身でオリジナルなゲームを作ることも可能です。色センサ、温度センサを使った照明デバイス、距離センサを使ってランニング系デバイス、タッチセンサーを使ったゲーム、などアイデアによって作れるゲームの数は無限です。また、その工程もゲーム感覚で楽しめるので、楽しみは二倍です。