世界的に人気のFPSゲーム「APEX LEGENDS」。つい先日行われた、オフラインの世界大会「チャンピオンシップ」で、各国の強豪チームが集う中、日本チームが4位という好成績を残しました。その他にも、日本チームは様々な快挙を成し遂げているんです!今回は、様々な功績を残した日本チームについて紹介していきます。
もくじ
APEX LEGENDSとは
APEX LEGENDSは、Respawn Entertainmentが開発し、エレクトロニック・アーツから2019年にリリースされた、基本プレイ無料のFPSバトロワゲームです。リリース当初から人気を獲得しており、2021年の年間プレイ人数は、1億7,500万人を超です。約3ヶ月に1回シーズンが変わり、新マップや新武器、新キャラクターの要素などが追加されています。現在では、総勢21名のキャラクターが登場しています。最近では、Apex初心者でも簡単に遊べる「Apexモバイル」も登場し、スマホでも遊べるようになりました。
ゲームシステム
プレイヤーは、通常スリーマンセル(3人1組)のチームで出撃します。全20チーム、総勢60名のプレイヤーが集まり、マップ上に落ちている武器やアイテムを駆使しながら、最後まで生き残ったチームの勝利となります。
本作で重要なのが、キャラクターの能力の使い方と立ち回りです。FPSゲームなので、エイム力(照準を合わせること)やApex武器のリコイル(銃の反動を抑えること)ももちろん重要ですが、それだけでは勝ち続けられません。判断力や視野の広さも問われるのがバトルロイヤルの醍醐味です。
オフラインの世界大会「チャンピオンシップ」について
APEX LEGENDSは、eスポーツのタイトルにもなっており、多くの大会が開催されます。先日行われたオフラインの世界大会である「チャンピオンシップ」は、賞金総額は200万ドルにものぼり、世界中からプレイヤーが集まって年間の最強チームが決められる重要な大会の1つです。今回は、アメリカ・ノースカロライナ州ローリーのPNCアリーナで開催されました。
ここでは、「Split1」、「Split2」で好成績を残したチームと「ラストチャンス予選」で勝ち抜いた強豪中の強豪チームが集い、世界1位を決める大会になっています。
大会のシステム
今大会は、4日間のスケジュールで行われ、全40チームが出場。1グループ10チームに分けられて、開始されました。
DAY1
- グループステージ
各グループ同士の試合がそれぞれ6試合ずつ行われ、計12試合行われました。
DAY2
- グループステージ
- ルーザーズブラケット・ラウンド1
この日は、グループステージが計6試合行われました。グループステージの点数が低い下位20チームは、ルーザーズブラケットラウンド1で8試合が行われました。そのため、敗退チームは計14試合を戦ったことになります。ここでの点数下位10チームは大会敗退となってしまいます。
DAY3
- ウィナーズブラケット
- ルーザーズブラケット・ラウンド2
グループステージの点数上位20チームで、ウィナーズブラケットが全8試合が行われました。ここでの上位10チームはファイナルへと進出。下位10チームの場合、ルーザーズブラケット・ラウンド2へと進みます。
ルーザーズブラケット・ラウンド2では、ラウンド1の上位10チームとウィナーズブラケット下位10チームで計8試合が行われました。
DAY4
- ファイナル/決勝戦
決勝戦では、ウィナーズブラケットを勝ち抜いた上位10チームとルーザーズブラケットラウンド2の上位10チームが、世界1位を賭けて戦いました。
今回出場した日本のチーム
今回のチャンピオンシップに出場した日本のチームは、次の5チームでした。
- PULVEREX
- Fnatic
- Detonation Gaming
- FENNEL
- ORTHROS FANG
チャンピオンシップでの日本チームの功績
ここからは、チャンピオンシップにおいて日本のチームが残した功績をいくつか紹介していきます。どれも素晴らしい功績で、動画なども数多く上がっているため、気になった方は是非見てみてください。
FENNEL(FL):デュオチャンピオン
出場予定だった選手2名がPCR検査で陽性反応があり、急遽代打としてコーチ2名が参戦。しかし、代打として入ったコーチの1人もPCR検査の陽性反応があり、もーもん選手とコーチのデュークの2名(デュオ)での出場となりました。そんな中、行われたDAY1のグループステージの1試合にて、デュオのFENNELがチャンピオンを獲得しました。ALGS史上初となる、デュオでのチャンピオンを成し遂げ、歴史にその名を刻みました。
PULVEREX(パルブレックス):快進撃でDAY3進出の快挙!
前回の「ALGSプレイオフ」で世界3位という成績を残した、元チームUNITEの選手が新しく加入した、PULVEREX。DAY1に出場予定だったチームメイトが1人PCR検査にて陽性反応があり、代打としてコーチが出場しました。
DAY2には、代打として入ったコーチに陽性反応が出たため、デュオとなってしまいましたが、苦戦しながらもルーザーズブラケットラウンド1にて快進撃を見せ、見事にルーザーズブラケットラウンド2への進出を決めました!観客からは多くの歓声が響き、デュオでのDAY3進出を成し遂げました。
Fnatic:ファイナル進出!世界4位達成!!
元Game Withのチームメンバーが加入した、Fnatic。ファイナルへと進出できた唯一の日本のチームでした。4日間チャンピオンを獲得することが出来なかったFnaticでしたが、ファイナルの第4試合で強豪であるTSMやSpacestation Gamingとの戦いを制し、多くのポイントを稼ぎながらチャンピオンを勝ち取りました。13位という順位から上位の争いにくい込んだFnatic。世界のトッププレイヤー達も唖然とするようなキャラコンを見せたりと、多くの歓声を浴びながら世界4位という素晴らしい成績を残しました。
最後に
今回は、APEX LEGENDSのオフライン世界大会・チャンピオンシップでの日本チームの快挙について紹介しました!今後の日本チームの活躍にも目が離せません。